2020年8月 「RIZIN大好き」氏の末期がん詐病トラブルについて考える
1.炎上発生(年月日)
2020年8月13日、格闘技団体「RIZIN」が、同団体のファンを名乗る「RIZIN大好き」氏に関わる炎上騒ぎと、彼をフィーチャーしたチャリティー企画について、謝罪した。
2.炎上した人
・「RIZIN大好き」氏
※右から二番目の男性が「RIZIN大好き」氏。
本人がアップした画像を流用された方のツイッターを参照。
「RIZIN大好き」氏はアカウントを削除済
・それを助長したRIZIN運営
RIZIN FF 事務局より
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) 2020年8月13日
「RIZIN大好きさん」の件についてのご報告とお願い pic.twitter.com/o0kZ8TcgsM
3.炎上のポイント
RIZIN大好き氏
・末期癌患者であると嘘を付き、選手から様々なグッズやチャンピオンベルトを無償で提供するよう要求を続け、実際に何人かからグッズを受け取った点。
・虚偽であることがばれた途端、「妻を名乗る人物」から、精神病のため許してほしいと、詳細な説明無くアカウントを削除している点。
・事実確認をせず、所属選手とファンにチャリティーへの参加を呼びかけ、巻き込んだ点。
・1人のファンを1年にわたり、特別扱いしてしまった点。
4.炎上後
・チャリティーに参加した選手からも、ファンヘ謝罪を行う事態になっている。
・選手やファンは善意で「RIZIN大好き」氏を応援していた。中には家族を癌で失った選手やファンもいた。その善意を利用したことが明るみとなり、現在も説明を求める声がSNS上は多数存在する。
・さらには「精神病だからすべてを許してほしい」という方針で、この騒動を鎮静化しようとすることで、「本当に精神病と戦っている人への偏見」を産んでしまう恐れについて、一部ネットユーザから指摘を受けている。
5.現在の状況(年月日)
・2020年8月14日時点では、ツイッターでの謝罪のみ。「障碍者手帳1級をもつ精神病患者だから許してほしい」とだけ残し、詳細な説明等は無し。だまされた選手やファン達は、本当に精神病患者かも判断できない状態。
2015年 東京オリンピックエンブレム 盗作疑惑について考える
1.炎上発生(年月日)
2015年7月24日に発表された東京オリンピックエンブレムが、
ベルギーの劇場ロゴとの酷似していたことに端を発し、
デザイナーの過去の盗作疑惑や、エンブレム選考の不公正とも取れる実態が浮き彫りになった問題。
2.炎上した人
3.炎上のポイント
・デザイナーの釈明内容が(故意か否かでは無く)、ベルギーの劇場ロゴ作者に対する配慮・リスペクトに欠けており、自身の責任逃れに終始した印象があった点。
・当該デザイナーの事務所が手掛けた過去の作品にも、多数の盗作疑惑が挙がり、そのうち数点は実際にトレースをしていた点。
・選定が広告代理店の仕組んだ出来レースで、多くの有力デザイナーを排除している疑惑があった点。
4.炎上後
・盗作疑惑エンブレムの使用は中止された。
5.現在の状況(年月日)
・盗作疑惑後も、デザイナー業を継続中。
・2017年、有名アイドルグループの公式ファンサイト作成に携わる。
【インスタ映え】トンネル内で86を停車した女性
1.炎上発生(2020年7月8日)
インスタでやっべぇの流れてきた
高速?
ちゃんと車来てないの確認してから撮ったとか言ってる🤦♂️ pic.twitter.com/DjN8dAF8rh— 𝔽𝕦𝕞𝕚𝕪𝕒 (@fumuu_86) July 8, 2020
2.炎上した人
・MIKI(@yomickey_86)(29)さん
・埼玉県在住
・トヨタ・86 GT Limited(熊谷 341 ひ 220(・220)
・86女子・86ママ・86主婦等
3.炎上のポイント
・トンネル内
・こちらによくまとまっていたので、ぜひ参照ください。
https://socom.yokohama/vehicle/car/36119/
4.炎上後
・ツイートを削除するようにメッセージ送信。
この時点で、問題が何なのかを理解できていないことが分かる。
https://twitter.com/fumuu_86/status/1281069676043231232?s=20:embed
5.現在(2020年7月18日)
・特に追加情報はありません。このまま逃亡すると思われます。
https://twitter.com/Mendy___/status/1281256745298300928?s=20
2011年大津市いじめ自殺事件について考える
(1)炎上の概要
・9月8日から10月11日の33日間にかけ、
・凄惨な暴行、器物破損、窃盗、自殺示唆、自殺幇助を受け、自殺した事件。
・学校と教育委員会の異常な隠蔽体質や、事件後、加害者の保護者達による被害者家族への誹謗中傷が明るみになった。
・教育委員会は、事件中に税金を使い、視察という名目でオーストラリア旅行を楽しんだ事を、日本国内はもちろん現地メディアからも批判された。
・大津警察署は当初、被害者死亡との理由で被害届を受理しなかったが、大きく報道されると態度を変えて受理した点も問題となった。
・賠償金額は、大津市と加害者合計で4500万円(2020年2月27日時点)
(2)なぜ炎上したか
・担任教師の前で発生していたにもかかわらず、担任がその凄惨な暴力、器物破損、窃盗を止めようとしなかったから。
・現場となった中学校と大津市教育委員会の、悪質な隠蔽体質と当事者意識の欠如が明るみになったから。
・加害者達とその保護者達による、被害者とその関係者への誹謗中傷があったから。
(3)どうすれば防げたか
・いじめは発生する前提で学校運営をすること
→いじめが発生しても、学校や教育委員会を責めないようにする。
責める事が今回の様な悪質な隠蔽につながると考えられるため。
・早い段階で警察を介入させること
→この事件は明らかに犯罪行為。
加害者の未来を守り、更正を願うならば、早期の警察の介入で、
被害者側のダメージを最小限に抑える必要がある。
被害者は亡くなり、加害者達の顔、実名、家族構成、詳細な犯罪内容が
インターネットに公開された今、加害者がまともな第二の人生を歩む事は、
非常に難しい。
顔と名前を変えても、人を死に追いやった事実は一生変わらない。
ここまで事件が大きくなれば、罪の意識から逃れるために、
自分を正当化して、更正が出来なくなる可能性もある。
二度とこのような事件・炎上は起きて欲しくない。
被害者の冥福と、加害者の更正を祈る。
このブログについて
・このブログは「過去の炎上を知る事で、未来の炎上を防ぐ」ために、
過去の炎上について検証していきます。
・主に、過去の炎上を以下のようにまとめ、検証します。
1.炎上発生(年月日)
2.炎上した人
3.炎上のポイント
4.炎上後
5.現在の状況(年月日)